風化させたくないもの


2019.03.10 AM 01:46


こんばんわ

ご存知ヤマシタユウダイです


春は出会いと別れの季節と言います

別れてしまったものの中には一生もう見ることはできないものだって

世の中にはある


一度見ることがなくなったものは

誰かが受け継いでいかない限り、風化していく


そこで今回は、風化させるのはもったいないというか

ちょっぴりもうリアルタイムでは見れないという切なさを感じさせる

そういったアーティストおよび曲をご紹介

なんか無理やりだね笑

多分「幻想的」とか「ノスタルジー」とかって言葉を乱発するけど

ある意味それがテーマでもある笑

まあそこまでコアな内容でもないから

まあさらっと流してもらっても構わない


①BEAT CRUSADERS/E.C.D.T.

②pre-school/A SAD SONG

③私立恵比寿中学/まっすぐ

④サンクエトワール/大人への近道



①BEAT CRUSADERS

通称ビークル

彼らのPOPセンスはチープでありながら極上だったし

リスナーはその音楽性に酔いしれていた

彼らが解散した頃から今にかけて、日本のバンドの層は変わっているが

それでも彼らからもらった青春は今でも色あせない


ビークルを知ってる人はこの5人を思い浮かぶ人もいるだろうけど

今回知って欲しいのはインディーズ時代

90年代後半から00年代にかけてのインディーズって

やっぱり謎が多い

それは今のようにSNSどころかネットもそんなに普及していなかった時代だったし

録音機材とかも今と比べて精度は良いものではないから

そのころのメジャーの音楽とインディーの音楽を聴き比べてみると

壁が隔ててあるみたいな根本的な空気感が違っていて

俺はその時代、外で友達とドッチボールしてたくらいの歳だから

...いや多分友達いなかくて一人で遊んでたころかな


だからその時代のインディーの空気感に

幻想感とノスタルジックなものを感じる


ビークルに関しては、そのルックスと楽曲とのギャップに惹かれてたけど

メディアにそこまで出ることのなかったインディーズ時代の映像には

今でも短い青春の切なさを感じる


今でもビークルメンバーは各々に活動をしているけれど

インディーズ時代のメンバーだったthaiさんはもう亡くなってしまったから

もう見ることはできないし

どちらにしろ日高さんはビークルの再結成はしないだろう

だからこそ、今のインディーズバンドを聴いている層にも

この空気感を感じて欲しい




②pre-school


プリを知ったのはRSRFESの初年度の映像

その時俺はミッシェルとかブランキーとかナンバーガールとかって

案外その影響を受けたミュージシャンがこぞって名前を挙げていて

他のアーティストとかも名前は聞いたことあったけど

プリだけは名前も知らなかった上に

まだBlurのようなブリットポップの存在も知らなかったから

初めての存在だった

曲もキャッチーだったし


時代に迎合するわけでもないし

とにかくなんか自由な感じが俺は惹かれた

ビークルを好きになった時と同じ感覚かな?


2002年に活動を終えて

メンバーの半分はもう音楽やっていなくて

近年再結成しているバンドも多い中

もう絶対活動しないんだろうなあって

多分それはこのバンドのことを知ればわかると思う

それでは俺からオススメの一曲





③私立恵比寿中学

アイドルに好かれるアイドルグループ

永遠の中学生というコンセプトの元、様々な振り幅で活動しているこの子達は

現在6人で活動している

現役中学生はおろか、今年最年少は高校を卒業する


そんな彼女たちの歴史は今年で10年で

その道は困難の連続であった

現在もメンバーの一人が体調を見合わせて活動している


今回知って欲しいのは、ファンの間でも最強と呼ばれている

「8人」だったころ

2014年からの3年弱、彼女たちは劇的な成長を遂げた

当時メンバー自体が思春期真っ盛りの学生だったのもあるから

先述のように彼女たちの活動は困難の連続で

彼女たちの歳で背負う苦労ではないものばかりだった

しかしそれでも彼女たちは幾度となくその急斜面の坂を乗り越えてきた

きっと濃密な3年間だったに違いない


「8人時代」の終幕は、もう言うまでもない

きっとこの時代のエビ中、そして「彼女」を好きだった人達は

認知症にでもならない限り忘れないだろう

そんな8人時代の最後のシングルになってしまった

この名バラードを聴いていただきたい




④サンクエトワール

乃木坂46はシングル毎に選抜とアンダーで分かれている

毎度この選抜が決まる瞬間は、ファンも本人たちも緊張の瞬間だ


13枚目のシングル、当時アンダーメンバーだった堀未央奈、中元日芽香、北野日奈子、寺田蘭世、中田花奈の五人で結成されたのが、この「サンクエトワール」というユニット

意味は「五つ星」

ユニット曲は選抜のメンバーで主に構成されるのだが

アンダーメンバーのみで結成されるのは当時新しい試みだったに違いない

俺はこのグループの結成は奇跡的とも思っている


乃木坂メンバーの伊藤かりんも言及していたが

このグループの特徴は「幻想的」でノスタルジックな雰囲気を感じる

そこにいるけどつかむこと、触ることのできない「幻の存在」

そういった雰囲気がこのグループには感じ取ることができる


それは、乃木坂の顔と言える白石麻衣や齋藤飛鳥では多分できないもので

彼女たちの雰囲気、楽曲、歌声、そして彼女たちが乃木坂として活動していく「軌跡」を知るとより深く理解できるだろう


2017年に中元日芽香が卒業をしてその後心理カウンセラーに転職したため、

このユニットの新曲を聴ける事はないのだろう


でも彼女たちのノスタルジックな雰囲気はきっと懐かしい雰囲気にさせてくれるはず

彼女たちの楽曲は2曲あるが、今回は1曲目の方を聴いていただきたい

※リンクはYoutubeじゃありません



いかがだったでしょうか?

正直、俺は時代の波に乗るのは苦手で

でもこうした歴史の資料を見つけて楽しむ事はできて

それを他の人たちに一人でも知ってくれたらすごく嬉しいから

世の中にはこんな素晴らしいもので溢れていたということを

以上、個人的に風化させたくないアーティスト特集でした

ではまた


2019.03.10 PM 04:17

SINCE 1994

独白の宝庫 by ヤマシタユウダイ

0コメント

  • 1000 / 1000